工事事例

Case

同じマンションで2週続けて安否確認

安否確認の開錠依頼の電話が入りました

場所を聞くと、この前も来て頂いた喜連西のマンションです!と

えっ?、中で亡くなられていたマンションですか?

そうです

今日は、別の部屋なのですが・・・・直ぐに来れますか?

12時10分に交換の予約がありますので、その後なら大丈夫ですよ!

それでは12:45分に現場で待ち合わせでお願いします!との事。警察官立会案件となります。

時間通り現場に到着し管理会社さんと警察の方も到着。

マンションに入り先ずは、警察官がインターホンを数回押します。

次に郵便ポストから中の様子を確認。

ぼそっと「電気付いてるなぁ・・・」警察無線で現場状況を署に報告後、カギ屋さん お願いします!

まさか、同じマンションで2週続けて安否確認とはビックリですが、早速作業に取り掛かります。

ドアビューを外しサムターン回しにて1分ほどで開錠出来ました。

警察官が靴を脱ぎ、ビニールの袋のような物を履き、手袋、マスクを付け中に入っていかれました


●●さ~~ん ●●さ~~ん

誰も返事がありません

中からエアコンの暖かい空気が・・・

電気も付いている・・

だめだろうな・・・と思っていたのですが、結果は誰も居ない・・????

管理会社さんの話では、ご年配の方で、家賃滞納もなく、夜逃げは考えられないという事でしたので、考えられるのは、電気を付けたまま買い物などに出かけ出先で倒れられたのかな?と

警察官が最寄りの病院に、最近運ばれた方で身元不明の方がいないか聞いておられました。

数件当たられても居ないとの事。

もしかしたら、認知症とかで家に戻れなくなり、身元がわかるものを持たずに、そのまま何処かに保護されているのか?

なんともミステリーですが

これ以上は分からないので、部屋を閉めて下さいとの事で鍵を閉めて現場を離れました。

私の父も高齢で、以前、難波(競馬のウインズ)に馬券を買いに行き、その帰りに飲み屋でお酒を飲み、後ろに頭から倒れ救急車に乗せられました。その時、家族全員の連絡先を、名刺サイズぐらいにしたものを財布に入れて持たせていたので、警察の方が電話をくださり難波の(ひっかけ橋)近くまで向かいに行けたのですが、ご高齢の方には、必ず持たせて下さいね

毎年物凄い数の不明者が出るらしいです。認知症では年間16000人ほどいるらしいです

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