工事事例

介護サービス事業者さんからのお電話で、入居者が家に入れないので開けて下さいとの事。

内容は、鍵があるが、開かない。ドアは引違戸との事

早速お伺いして、確認すると中央のカギがクルクル回るだけで何も引っかかりが無い状態です。

これは、鍵を差し込んで奥に２センチほど押し込むタイプの錠前によくある事なのですが、錠前の裏側から５ミリ角の軸が飛び出す構造なのですが、その軸が外れてしまっている状態です。

まずは、特殊な冶具にてわずかな隙間から錠前の軸が入る穴を狙って開けてみます・・・半分開いた状態になりました

隙間が多く出来たので、今度はその隙間から室内側のサムターンを狙って開けてみます

無事に開錠出来ました

戸先にもカギが付いているのですが、そちらは受けと錠前の位置が合っておらす、鍵が掛からない状態です

受けをずらそうとビスを緩めても移動しない・・・

中央のカギはもう使えないので、戸先が使えれば戸締りは出来るのですが、戸先も使えない状態。。。

お客様に、同じ商品は直ぐには無いのと、廃盤の可能性もある商品なので、真ん中のカギだけを違うメーカーのカギに交換すれば、戸締りできるようにはなりますが、どうされますか？

ご主人に連絡を取られ、交換でOKとの許可が出たので、アルファF-4056に交換させて頂きました。