工事事例

夕方に合鍵を作りたいとお電話でお問い合わせ

元鍵を無くし、以前に作ってあった合鍵が、回ったり回らなかったりするので・・・との事

カギの頭の部分に番号など書いてありますか？

「えっ～～と、Ｈ759と書いてあるよ？」

あっ、分かりました。

場所をお伺いすると、堺市との事。

合鍵の不具合であれば作って頂いた店舗にお持ち頂いて修正して頂けますが？

「そろそろカギを交換しようかと思ってるから。。。幾らぐらいしますか？」

今の電話で聞いた範囲ではＨ759というカギだと、恐らく上下に2カ所カギ穴があるタイプですか？

「はい」

それであれば、同じタイプのカギであれば恐らく￥30000～35000になります。

ただ、同じタイプのカギはホコリに弱く、折れやすいので、出来ればディンプルキーというタイプに交換して頂いたほうが良いかと思います。

金額は￥38000～45000ぐらい掛かりますが、使いやすくて長く使えると思います。

「折角だから、そのカギにしてもらうは！」

それじゃー今からお伺いしますね！
現着して、カギ穴をみると油だらけ・・・・

もしかして、何か油を入れられました？

「入れたよ！」

ダメですよ～～、その時は調子よくなっても、あとあとホコリと油がカギ穴の中でねちょねちょになってカギが回らなくなるんですよ！

知らんかったは！ほんま！

今回は、カギ穴交換しますから大丈夫ですが、交換したカギが抜き刺し悪くなっても、

絶対に5-56などは入れないでくださいね！

専用のカギの薬がありますから。

カギを10分ほどで交換させて頂いて伝票を書こうとすると、

ちょっとドアみてほしいねん・・・

ドアを閉めてみると下側が擦れて締まりにくくなっていました。

「直して～～頼むは～～」

少々お待ちください、蝶番にかませる高さ調整のスペーサーが有りましたので、1枚入れたところ、問題なく開け閉めできるようになりました。

んっ・・・
ラッチという部分が穴に入らない・・・

受けの穴を前後に動かすも入らない・・上下にずらすには加工しなくては・・・

少々お待ちください、ベルトサンダーで穴を加工

問題なくラッチが入るようになりました。

んっ？・・

取ってハンドルがグラグラする・・・(´･_･人)

あっちも、こっちも不具合だらけです。

ハンドルのグラグラを直して完了。

店に帰ってからシリンダーを分解すると

中にくっついてコア部分が出てきません。あれ？と思い匂いを嗅ぐと天ぷら油のようなにおいが・・・通常はクレ5-56などを入れられますが天ぷら油を入れると、ここまでこびりつくんですね。下側のシリンダーは普段使っていないとの事でしたが、こちらからも過去に入れたのか？匂いがしました。

絶対やめて下さいね＾＾